子供のネキシウム服用

最近は幼い子供でもストレスなどで胃の不調を訴えるケースが増えています。ネキシウムなどの胃腸薬は有名で普及していますが、子供が服用しても大丈夫なのでしょうか。今回はそんな疑問を調査していきます。

子供とネキシウムの画像

ネキシウムを使わずにストレス性の胃腸炎は治るか

人間は生きている限り、毎日何らかのストレスを受けています。適度なストレスであれば、一時的な緊張状態に入り、集中力が向上したり、作業量を上げて効率的な仕事ができるとも言われています。しかし、過度なストレスを受けると、自律神経が乱れたり、ホルモンバランスが崩れることで、心身共に様々な害を及ぼすようになります。ストレスによる問題で最も多いのが、胃腸に関する症状で、胃の防御因子が崩れてしまうことで炎症を起こし、さらに胃酸の分泌量が増えることで胃潰瘍や逆流性食道炎などを併発します。こうした胃腸炎の問題を改善する方法に、胃酸の分泌を抑える飲み薬であるネキシウムが非常に有効となっています。ネキシウムはプロトンポンプ阻害薬に分類され、持続性や胃酸分泌抑制の作用が強力なため、病院でも第一選択薬となっているのですが、これを使用したからといってストレス性の胃腸炎が治るわけではありません。ネキシウムを使用して胃酸の分泌量を抑制したとしても、症状が改善されても根本的な解決にはならないのです。胃痛による辛い状態をストレスとして悪循環となるのを防ぐことはできますが、根治治療には向かないので、本来であればストレスを溜めない生活をすることが重要になります。また、ネキシウムを処方してもらうには病院での診察が必要になるため、他の治療方法と合わせて検討されることになります。その際には、H2ブロッカーやポロトンポンプ阻害薬を使用しても一時的な改善ができるだけで、生活習慣を改めたり、仕事量を減らすなどのアドバイスを医師から受けると思います。睡眠不足、お酒、タバコ、過食などは胃腸炎の要因になるので、これらの改善が併せて必要になります。